本日は、「炎立つ」を観劇してまいりました。
その感想を(´ω`)
ネタばれします。観劇してない方は見ないでください。
ワタクシ、まったく予備知識なしで行ったので、健君の役柄すら把握できていなかったわけです。
時代劇だから多少の知識はあった方がいいと思いつつも、舞台はやっぱりまっさらな気持ちで見たいと思いまして。
番宣でも言っていたようにちょっと変わった時代劇で。
歌はあるわ、語り部はいるわ、音楽生演奏だわでとても斬新な舞台でした。
例えるなら、教育テレビのにっぽんむかしばなしのような(あくまでも個人的な感想です←)
序盤にまさかの「え、健君死んじゃうの!?」という描写があって、私の心中は複雑でした(笑)
健君は、イエヒラという役柄だったのです。
愛之助さん演じるキヨヒラの弟ね。
この2人、異父兄弟で、お父さんの身分がそれぞれ異なります。
そのせいで、家族間で確執が生まれ、戦へと発展してしまうわけです。
最終的には多大な犠牲をはらってキヨヒラが勝利するんですが。
もうホントね。
何でこの2人分かり合えないのかなと私は終始、心の中で言っていたんですよ。
どうにもできない定めだったのかもしれないけど、どうにかできたんじゃないかと思えてならない。
あの時代だけじゃなくて、現代にも当てはめられる場面がちょいちょいあったような気がします。
健君の演技を見ての感想は、率直に言えば怖かった。
カッコいいとかそういうの思う前に、怖かった。
己の野心だけで動くイエヒラは悪そのものでもあり、人を信じることができない可哀想な男でもあり、神に魂を渡して人であることを捨てた人間でもあり。
見方を変えると人間の色々な特性が見えてくるような人でした。
気迫が本当にすごくて、近くにいったら取って喰われるんじゃないかと思いました。
でも最後は、ただの人に戻れたのかなと感じました。
あの健君を見て、私は剛君が演じた以蔵を思い出してしまいました。
性質がちょっぴり似てたのかな。
悪の度数(何だそれ)で言うと、イエヒラの方が上な気がしますが(おい)
これのせいで、剛君の舞台が物凄く見たくなった(笑)
炎立つは非常に印象深い作品でした。
そして、カーテンコールのときに、女性の共演者にスッと避けて道を譲るっている健君が最高にかっこよかったです(´ω`*)←
久しぶりに感想書いてグダグダだけど、自分の書きたいこと書けたので満足です(笑)
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